「オーバーハング」
なかなか聞き慣れない言葉かと思いますが、ご存じの方はいらっしゃるでしょうか?
トラックのような大きい車両の場合、後輪から車両の一番後ろの部分までが長いため、後輪が通る場所よりも外側を車両の一番後ろの部分が通過する現象のことです。
・・・イマイチ分かりづらいかと思いますので、簡単に図を用意してみました。
こんな感じです。
簡単な例を挙げますと、左側を壁ギリギリに停車していた車両が思いっきり右折しながら出発しようとした場合、壁に車両後部が接触する可能性が高いことになります。
厳密には車両の後方部分だけでなく、前方部分にもオーバーハングはありますが、当社の車両の場合は後方のオーバーハングが大きく、前方は小さいので主に後方についての勉強会となりました。
このオーバーハングは普通自動車でもありますが、大型の車両の方がより大きくオーバーハングが発生してしまいます。
普通自動車しか運転してこなかった方にとってはなかなか慣れないオーバーハングについて詳しい資料を作成して勉強会を行いました。
内容も分かりやすいと大変好評でして、発表や準備を行った入社1年目の乗務員も一安心の様子(笑)
勉強会は定期的に実施してトラック運転の技術向上や安全運転に繋げていきたいと考えています。
総務部 柴田