テレビの処分の仕方って?
処分したいということはもうお役目御免ということでしょうから、買い替えのタイミングで一緒に処分するのが一番だと思いつつも、「あれ? どうすればいいんだっけ? 」と気になるところです。気をつけておきたいのが、家電リサイクル法の問題。てっきり粗大ゴミで捨てられると思っていらっしゃる方も多いと思いますので、ご紹介しておきます。
家電リサイクル法? 家電4品目?
家電リサイクル法とは、「廃棄される家電製品から使用可能な部品や材料をリサイクルし、廃棄物を減らして資源の有効活用を促進する」法律のことで、「家電4品目」に指定されている「冷蔵庫・テレビ・エアコン・洗濯機」を処分する際に義務付けられています。そのため、自治体の粗大ごみ回収では処分することはできません。そして、家電リサイクル法の対象製品の処分には、基本的にリサイクル料金が必要です。どこに依頼するかによって料金も上下してきますので、知っておいて損はありません。むしろ、知っておく必要があると思いますのでご紹介していきます。
テレビを処分するいくつかの方法1
テレビを処分する方法をざっと大まかなに分類すると、5つほどに分かれています。
- 不用品回収業者に依頼。
- 家電販売店で引き取ってもらう。
- 指定引取場所に持ち込む。
- 引っ越し業者へ依頼。
- リサイクルショップやフリマアプリを利用。
それぞれのメリット・デメリットも併せて挙げていきます。
まずは、1)の不用品回収業者に依頼する場合、手間をかけずにテレビを処分したい方におすすめです。薄くなったとは言え、テレビはやはり重いもの、運ぶのが大変ですので、業者へ依頼すればすべてを任せられますから。また、テレビ以外にもまとめて処分したい場合には、お得に利用することも可能です。
続いて、2)家電販売店での引き取りですが、買い替えの場合はほとんどこのケースだと思います。もちろん、リサイクル料金と収集運搬料は負担となりますが、割引やポイント付与のサービスを行っている販売店もありますので、そちらも要確認です。
テレビを処分するいくつかの方法2
3)指定引取場所への持ち込みですが、各市町村の指定引取場所に持ち込めば、収集運搬料なしでテレビを処分できます。必要な費用は、リサイクル料金のみ。事前に郵便局でリサイクル料金を支払い、窓口に設置された家電リサイクル券に所定の事項を記入して手続き。テレビを持ち込む移動手段があるのなら、安く済む方法と言えます。
4)引っ越し業者へ依頼の場合は、引っ越す予定のある方は、業者に依頼するのもアリです。ただし、引っ越し業者の方が不用品回収業者に比べて処分費用が高い場合が多いこともお伝えしておきます。
最後は、5)リサイクルショップやフリマアプリを利用。テレビが比較的に新しいもので価値があれば、売却することも可能です。ただし、売却には想像以上に手間がかかります。フリマアプリの場合は、いつ売れるか不明ですし、梱包・発送も大変…手間の割に利益が少ないことも。いかがでしょうか、それぞれに一長一短があるため、該当者の状況や製品の価値・状態によって打つ手は変わると思います。手間をかけたくない方には、回収業者へ依頼することをおすすめしておきます。